8月に入りさらに暑さが増して夏本番って感じですね。異常な暑さですが。
せっかくなので夏らしいボードゲームの紹介です。ニューゲームズオーダーさんの「なつのたからもの」です。
- 「なつのたからもの」どんなゲーム?
- 「なつのたからもの」内容物
- 「なつのたからもの」ルール
- 「なつのたからもの」遊び方
- 「なつのたからもの」面白いポイント
- 「なつのたからもの」何歳から?プレイ人数や時間は?
- 「なつのたからもの」まとめ
「なつのたからもの」どんなゲーム?
「なつのたからもの」はカードを集めて点数を競うカードゲームです。手札の数字を合計するほか、同じ数字が3枚集まれば10点、全ての絵札を集めることができればボーナス10点など、戦略を練りながらカードを集めるゲームです。
「なつのたからもの」内容物
- たからものカード80枚・・・絵札10種それぞれ0~7の数字
- アクションカード9枚
「なつのたからもの」ルール
自分の手番でできることは【山札からカードをめくる】【並んでいるカードを取る】【3枚組を公開する】です。
【山札からカードをめくる】ときは、めくったカードを山札の横に一列に並べていきます。
自分の欲しいカードが出るまで何枚めくってもいいですが、並んでいるカードと同じ絵柄のカードが出た時点でそのターンはカードを獲得できず、次の人の手番となります。
同じ絵柄のカードが出る前にめくるのを止められたら、並んでいるカードから1枚選んで手札に加えます。
なお同じ絵柄のカードが出たらそのカードは列に並べず捨て札とします。
山札からカードを1枚もめくらずに、既に並んでいるカードから1枚取ることもできます。この場合は確実にカードを獲得できます。
自分のターンの最後に手札のなかで同じ数字のカードが3枚あれば、3枚一組として自分の前に公開して置くことができます。
こうすることでゲーム終了時に一組10点に換算できます。3枚組として出したカードは手札に戻すことはできません。
アクションカード
3種類のアクションカードがあります。アクションカードを引いたら即座にその指示に従います。
- ひきぬき・・・他のプレイヤー1人の手札からババ抜きのように1枚引く
- おねだり・・・他のプレイヤー1人を指名しカードを1枚もらう。指名されたプレイヤーは好きなカードを渡してよい
- はっけん・・・並んでいるカードと同じ絵札が出るまで山札からめくり続けられる。同じ絵札が出たら並んでいるカードから1枚選んで手札に加えられる
点数の計算ルール
- 手札の数字を合計するが、同じ絵札が被っていたら一番高い数字だけが得点になる
- 3枚組は一組につき10点(手札ではないので各カードの数字は点数に加えない)
- 10種類の絵札を全て揃えていることを宣言してゲームを終わらせたら10点ボーナス(宣言していない人が10種類揃えていてもボーナス点はもらえない)
「なつのたからもの」遊び方
- 手番のプレイヤーは山札からカードをめくり並べる
- ルールに則って山札からめくったりカードを取得したりする
- 手札に10種類の絵札が揃っている人は宣言してゲームを終わらせることもできる
- 手順3の宣言がなくとも、山札が尽きたら即ゲーム終了(最後にめくった人はカードを獲得せずに終了)
- 点数を計算し、一番点数が高かった人が勝ち
「なつのたからもの」面白いポイント
絵柄がエモい
「なつのたからもの」一番の特徴と言ってもいいのが、絵柄のエモさ。誰もが懐かしい気持ちになるような夏の場面が描かれています。
夏の大定番、花火にお祭り、金魚すくい。
もくもくの入道雲に青い海、虫とり、ひまわり畑。
スイカにかぶりつく瞬間、かき氷をすくうスプーンストロー。
真夏の陽射しを浴びながら飲むキンキンに冷えたラムネ。
小銭を握りしめる手のチョイスは最高ですね。夏休み、近所の駄菓子屋へ行くのかな。
「ぼくのなつやすみ」で感じられるようなノスタルジーを味わえます。絵柄を眺めるだけでほっこり気持ちが温かくなる、そんなボードゲームです。
めくるときの賭け感
山札からめくるときにはちょっとしたスリルもあります。自分の手番では何枚でもめくることができますが、既に並んでいるカードと同じ絵札が出てしまったらアウト。何も獲得することができません。
欲しいカードが出る可能性に賭けてめくるか、堅実にカードを獲得していくか。性格が出る部分でもありますね。
戦略ばかりではない、この程よい運要素が楽しさを後押ししています。
3枚一組とするかどうか
同じ数字3枚一組で10点になるのだから、「0~3」のカードであれば3枚組で公開したほうが得になります。
「4~7」の場合は手札の状況に合わせて考えなくてはなりません。手札のなかで、同じ絵札の大きい数字と被っていたら、一番高い数字しか点数にならないので、3枚組で出しておきたいところですし、被っていなければ「4」は3枚で12点になりますよね。
例えば手札がこのような場合。
「5」が3枚ありますが、絵柄が被っているものは最も高い数字だけが点数となります。花火とひまわり畑が被っているので点数は
5(カブトムシ)+7(花火)+6(ひまわり畑)=18点
となります。
そこで5を3枚組で出すことにより
7(花火)+6(ひまわり畑)+10(3枚組)=23点
となります。
手札を無駄なく点数にするにはどうすればいいか、計算しながら考えるのが「なつのたからもの」の醍醐味です。子供の判断力や計算力を鍛える観点からも良いボードゲームですね。
「なつのたからもの」何歳から?プレイ人数や時間は?
対象年齢:6歳~
簡単な計算ができる頃からが楽しめる年齢かなと感じます。
「カードをめくって同じのが出たらアウト、出なかったらカードをゲット」「全部の絵柄を集めるとプラス10点」「同じ数字3枚で10点」ということが分かれば、楽しんでプレイできるでしょう。
プレイ人数:3~5人
3~5人となっていますが、1人2人増えるくらいは問題なさそうです。2人でもプレイできましたし、人数設定は厳密に守らなくても大丈夫でしょう。
所要時間:15分
10種類揃えた人が宣言するタイミングにもよりますが、長めに見積もって15分ってところでしょうか。わりとサクッと遊べる印象です。空いた時間にちょっと遊ぶことができるのは嬉しいですね。
「なつのたからもの」まとめ
「なつのたからもの」は運と戦略のバランスがちょうどよく、家族・親戚・友人と楽しめるボードゲームです。遊びながらの計算を通して子供が数字に親しみを持てるようになるかもしれませんね。
懐かしい絵柄にほっこりノスタルジックな「なつのたからもの」。
はまママの推しボドゲ紹介でした。