主婦ゲー人生

とある主婦ゲーマーの日常

おばあちゃんありがとう

 本ページは広告が含まれています

先日、祖母が亡くなりました。100歳でした。

6月に百寿のお祝いをしたときにはこちらが驚くほどよく食べ、お祝いの寄せ書きを嬉しそうに眺め、とても元気な姿を見せてくれていました。入居していた施設では生け花など習い事も意欲的に取り組んでいたそうです。

ところが亡くなる1週間ほど前から急激に食べる量が減って一日中眠るようになり、そのまま静かに息を引き取ったそうです。

大往生でした。百寿祝いの席にはひ孫たちもおり、100歳差の赤ちゃんとのツーショットなんかも普通はありえないよな…おばあちゃんすげえ…と思っていました。

 

夢に現れてくれた

亡くなる前からお葬式にかけて、祖母の夢を二度見ました。

一度目の夢

一度目は祖母の容体が悪くなった報せを受けて面会に行く前の日です。祖母が私のスマホに電話をかけてきてくれる夢でした。

電話で聞いた内容は、雲の上で仕事のようなお手伝いのようなことをするというものでした。祖母もまだあまりよく分かっていない感じでしたが、元気な頃の祖母の声が聞けて、たとえ夢でも嬉しかったです。

亡くなる直前は魂が肉体から出たり入ったりしているという話も聞いたので、もしかしたら本当に夢のなかでお喋りしに来てくれたのかもしれません。

二度目の夢

二度目は告別式の前日です。桃色・薄だいだい色・白がもやもやっと混ざったような綺麗で温かい光がさす場所で、遠くのほうに祖母の後ろ姿が見えました。会話などはなく遠くの姿だけでしたが、目覚めたときなんだかスーーっと心が晴れ渡るような感覚がありました。祖母が亡くなった悲しみはもちろんありますが、おばあちゃんは無事に旅立っているんだと前向きに捉えられました。

 

ひ孫の夢にも

祖母が亡くなったのは真夜中でしたが、ちょうどその頃ひ孫二人もおばあちゃんが夢に現れたと話しています。一緒に折り紙をして、遊んでもらう夢だそうです。

きっと順番にみんなに会いに来てくれたんだと信じています。

最後まで孫やひ孫のことを気に掛けてくれる優しいおばあちゃんでした。

 

ちゃんと聞こえるし分かってる

亡くなる前日は呼吸が止まることもあったけれど「おばあちゃん!」と呼びかけるとまた息をし始めたと聞きました。耳の遠い人でしたが、眠っていてもちゃんと聞こえているし側にいることも分かっていたんだと思います。

延命治療を行わなかったため食事や水分をまったく摂取しないわけですが、自分の力だけでよくここまで持ちこたえてくれたと、祖母の生命力の強さを実感しました。その血が自分にも流れていることが誇らしくあります。

 

空の上で祖父と再会していることを信じて、おばあちゃんどうか幸せに。