※トカゲの写真が出てきます。苦手な方はご注意ください
我が家のアオジタトカゲうなどんが、昨年12月から1か月半ほど拒食傾向です。
こちらの記事で紹介した通り、理由はおそらく発情期。12月中はクロコとバナナを食べてくれていたのですがここ3週間はほぼ何も食べてくれませんでした。発情期による拒食はあまり心配しなくてもいいという意見もありますが、あれほど食欲旺盛だったうなどんがここまで食べないと飼い主的には心配になるものです。
どんなご飯を近づけても迷惑そうに避けていくうなどんですが、先日自ら食べたものがあります。ゆで卵です。
ゆで卵にたどり着いた経緯
何か食べられそうなものはないかと調べてみると、カタツムリは嗜好性が高く拒食のアオジタにも食いつきが良いとの情報が。爬虫類用のカタツムリを検索するも、どこで入手できるのかいまいちよく分かりません。「CAN O'SNAILS(カンオースネール)」というカタツムリ缶が良さそうなのですが、ワイルドモンスターで検索するもヒットせずチャームでは在庫無しになっています。アマゾンではやたら高いし、今は生産していないのでしょうか…かといって人用のエスカルゴは塩ゆでされているので、うなどんの体に良くないんじゃないか…?と手を出せずにいました。
すぐに手に入る物で何か食べそうなご飯はないかと探すなかで、爬虫類を飼育されているユーチューバーの方で同じくアオジタトカゲが拒食しているという動画を見つけます。そこでゆで卵に食いついたという情報を得ました。卵なら冷蔵庫にあるぞ!ということで早速ゆでてあげてみます。
一度は敗退したゆで卵
1月末に初めてゆで卵をあげてみました。うなどんはWC(元野生)なのでおそらく生まれて初めてゆで卵と対面しました。少し戸惑いつつペロッとしてから小さく一口かじってくれました。お!これはいけるかも!と思ったのですが、その一口だけであとは見向きもしません。しばらくケージの中に置いてみましたが、結局最初の一口のみしか食べてくれませんでした。
その後もいろいろ試してみましたが、トカゲブレンドフードはもちろんだめ、大好物のクロコとバナナもいらない、レオパゲルを舐めさせてみるものの食べるには至らずと撃沈です。
あくび給餌
一度バナナを与えようとしたときにちょうどあくびをしたので口に入れてみると、その時だけは食べてくれました(笑)なんやこれと最初は吐き出したのですが、ぺろぺろしてからパクッと食べてくれたのです。強制給餌はできるだけしたくないけれどあくび給餌ならいいかな…でもそんなタイミング良くあくびしてくれるとは限らないしな…この戦法は望み薄です。
ゆで卵再チャレンジ
8日後、もう一度ゆで卵をあげてみました。出せ出せと扉をカリカリしているうなどんの口元に近づけると、ぺろぺろして興味は持っているようです。きっと舐めるだけだろうなと期待していなかったのですが、次の瞬間自分から白身部分に食いつきました。そのまま3口ほど食べ進め、卵三分の一ほど食べてくれました。十分な量とは言えませんが、久しぶりにパクパク食べる姿が見られて非常に嬉しいです。
白身が好きなのか?
うなどんは2口目までは白身のみを食べました。3口目で黄身が少し付いた白身を食べたのですが、それ以降は食べなくなりました。単にもういいやってなっただけなのかもしれませんが、白身のほうが好きなのかもしれません。一度目の挑戦でほとんど食べなかったのは、黄身をほぐして白身と混ざった状態で出したからなのかも…と考えると、うなどん白身派説が浮上してきます。
栄養価の面からすると黄身のほうを食べてもらいたかったのですが、白身にもタンパク質やビタミンが含まれているようなので、とりあえず食べてくれたことに今は感謝です。今度は白身だけを与えてみて様子を見つつ黄身にも挑戦してみようと思います。
これを機に食欲が戻ってくれることを切に願います。