主婦ゲー人生

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「ごきぶりポーカー」嘘と推理とポーカーフェイス

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夫のボードゲームコレクションの中から、メビウスゲームズさんの「ごきぶりポーカー」を紹介します。7歳長女も大好きな「ごきぶりポーカー」。普段から“嘘はつかないように”と教えているので、堂々と嘘をつける「ごきぶりポーカー」は長女お気に入りのボードゲームです。遊び方や楽しい点などをまとめます。

パッケージ

 

「ごきぶりポーカー」概要

「ごきぶりポーカー」は嘘をついたり見抜いたりしてカードを押し付け合うゲームです。

嫌われ者の生き物が描かれたカードを名前を言いながら伏せて渡し、その宣言が本当か嘘かを見極めるゲームです。見抜くことができたら渡してきた相手が、見破れなかったら渡された人が、そのカードを引き取ります。同じ生き物が4枚溜まると負けです。

 

「ごきぶりポーカー」内容物

ゴキブリ、ハエ、ネズミ、カエル、クモ、コウモリ、サソリ、カメムシ・・・各8枚

生き物カード

 

「ごきぶりポーカー」手順

  1. カードをよく混ぜ、全プレイヤーに全てのカードを配る
  2. スタートプレイヤー(最初は適当に決める)は他プレイヤー1人を指名し、手札から1枚伏せて任意の生き物の名前を宣言しながら渡す(例:ハエのカードを「サソリ」と嘘をついてもよいし、「ハエ」と本当のことを言って差し出してもよい)
  3. 指名されたプレイヤーはその宣言が本当か嘘かを言い、カードを表に向ける(★)
  4. 見抜けた場合はそのカードをスタートプレイヤーの前に表向きで置く。見破れなかった場合は指名されたプレイヤーの前に置く
  5. 手順4でカードを引き取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなる→手順2以降を繰り返す
  6. 同じ生き物が4枚溜まると負けとなりゲーム終了。自分がスタートプレイヤーになったとき手札を一枚も持っていなかった場合も負けとなる

★手順3で指名されたプレイヤーは、カードをそっと見て他プレイヤーに改めて宣言してもいい。スタートプレイヤーと同じ内容でもいいし、別の生き物を宣言してもいい。見破られたらこのプレイヤーがカードを引き取る。

 

「ごきぶりポーカー」面白ポイント

堂々と嘘をつける

「ごきぶりポーカー」は嘘をつき、嘘をつかれることが醍醐味です。日常生活の中で嘘をつくことは良くないとされる場面が多いですが、「ごきぶりポーカー」では堂々と嘘をついてください。もちろん裏をかいて本当のことを言ってもいいし、いかに上手く相手を騙せるかが勝敗を握っています。意外とポーカーフェイスが上手いなあと子供の新しい一面を発見できることもあります。

推理が楽しい

本当か嘘かの単純な二択ではありません。「ごきぶりポーカー」は推理力がものを言うゲームなのです。

例えばコウモリが3枚溜まっていて指名された場合、差し出されたカードはコウモリである可能性が高いと考えられます(4枚溜まると負けるため)。よって「コウモリ」と宣言されたら本当であると予想できます。

ここで面白いのが「カメムシ」と宣言された場合。カードがコウモリである可能性を想定して「嘘だ(カメムシではない)」と答えなくてはいけません。「本当だ(カメムシである)」と答えて表に向けるとコウモリだった場合、4枚溜まって負けとなりますから。もちろん本当にカメムシである可能性もあるので、カメムシを引き取る覚悟で「嘘だ」と答えます。

コウモリが3枚溜まっているから、伏せられたカードはコウモリである可能性が高い。
と思わせといて、ひょっとしたら2枚溜まっているカエルをあえて狙ってくる可能性も。

宣言も思考してから

各生き物8枚ずつだから、既に8枚出ている生き物の名前を宣言したら簡単に嘘だと見抜かれます。嘘だとバレるような宣言をしないように、出ている生き物の枚数も数えながら考えなくてはなりません。

自分が3枚溜まっている生き物を出すのも避けたいです。見抜かれたら即負けとなってしまいますからね。どうしても手札にその生き物しかなければ出すしかありません。渾身のポーカーフェイスで宣言しましょう。(したがって相手も3枚溜まっている生き物は極力出さないと考えられますよね。こんな風に推理して伏せられたカードの生き物を予想することができます)

複数リーチのときはハラハラ倍増

コウモリもカメムシも3枚ずつ溜まっていたりするともう後がないとハラハラします。「カメムシ」と宣言されてコウモリだったら「嘘だ」と答えなくてはなりませんし、本当にカメムシだったら「本当だ」と言い当てないと負けになります。ここでもし相手にもコウモリが溜まっていたら差し出されたカードはコウモリではない可能性が高まります。とするとカメムシなのか…?と予想できますが、全く違う生き物かもしれません。推理力と運が試されるドキドキ感がまた楽しいのです。

コウモリもカメムシも3枚溜まっているのでダブルピンチ!

 

「ごきぶりポーカー」設定と感想

プレイ人数:2~6人

我が家では夫・長女・私の3人でプレイすることが多いです。3人でも十分楽しめる内容です。もちろん人数が増えればさらに盛り上がりそうですね。

ちなみに2人の場合は遊び方が少し変わります。あらかじめ10枚抜いて配り、5枚溜まると負けになります。

対象年齢:8歳以上

8歳~とありますが、7歳長女も楽しく遊んでいます。上に書いたように仮定して考えるような推理は難しいですが、“ネズミが既に8枚出てるから出されたカードはネズミではない”というような簡単な推理はできます。もちろん顔色から本当か嘘か判断することも多いです。5歳の甥っ子も嘘をついていいゲームだということを教えれば、一生懸命ポーカーフェイスを作って一緒に遊ぶことができました。指名されたときも本当か嘘かの二択で答えるだけなので、ルールを理解できれば小さい子供も遊べる内容だと感じます。

所要時間:20~30分

同じ生き物が4枚溜まると負けというゲームの性質上、プレイ人数が多ければ多いほど決着がつくまで時間がかかると思われます。夫・長女・私の3人でのプレイ時間を計ってみたところ、8分ほどでした。人数が少なければ10分程度、多いと30分近くかかるのかもしれません。平均20分ってところでしょうか。

 

「ごきぶりポーカー」おすすめです

「ごきぶりポーカー」は、子供は嘘をついたり本当かどうかを見抜くのが面白く、大人は推理力や心理戦を楽しめるボードゲームです。子供が大きくなっても長く遊べるボードゲームと言えますね。

本当か嘘か、推理力とポーカーフェイスと運が試される「ごきぶりポーカー」、はまママ推しボドゲに認定!