主婦ゲー人生

とある主婦ゲーマーの日常

「ペンギンパーティ」1枚でも多く手札を出してピラミッドを作ろう

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夫のボードゲームコレクションからニューゲームズオーダーさんの「ペンギンパーティ」のご紹介です。7歳長女と3人で盛り上がったので、遊び方や感想をまとめます。

 

「ペンギンパーティ」どんなゲーム?

「ペンギンパーティ」はピラミッドを作るようにカードを出していくボードゲームです。1段目は8枚、2段目は7枚、3段目は6枚・・・となるよう並べて置いていき、最大8段のピラミッドとなります。出せるカードはすぐ下の段で隣り合うカードの色のどちらかです。だんだん出せるカードがなくなってきますが、手札を全て出し切ることを目指すゲームです。

パッケージ

 

「ペンギンパーティ」内容物

  • ペンギンカード36枚(緑8枚、青・黄・赤・紫7枚ずつ)

    ペンギンカード
  • シャチチップ36枚(背びれ:1点、全身:5点)・・・受け取るとマイナスポイントとなる

    シャチチップ

「ペンギンパーティ」ルール

カードの出し方にはいくつか決まりがあります。

  • 1段目は間を空けずに隣り合うように置く
    間を空けずに右のように詰めて置く


  • 2段目以降は接する下の段の隣り合う2枚のどちらかの色を置く
    下の段の隣り合う2枚のどちらかの色を置く
  • 2段目以降は必ず隣り合う2枚の上にまたがるように置く

    ピラミッドになるように2枚の上にまたがるように置く
  • 1段目に8枚並んでいなくても二段目以降に置いてもよい

    1段目に3枚しか置かれていないがカードの出し方を守れば2段目に出せる

「ペンギンパーティ」遊び方

準備

  • 全てのペンギンカードをよく混ぜ全員に配り切る。5人の場合1枚余るため1段目に最初のカードとして置いておく
  • 適当に順番を決めておく

手順

  1. 最初のプレイヤーは手札から1枚を一段目に置く(5人の場合は余ったカードの隣に置く)

    1人目が置いたところ
  2. 次のプレイヤー以降、カードの出し方を守りながら1枚ずつ置いていく

    プレイ中の様子
  3. 置けなくなったプレイヤーは脱落となり手札の残り枚数分のシャチチップを受け取る(脱落したらこのラウンド終了まで出せない)

    だんだん積みあがってきた
  4. 全員が脱落するか手札を出し切れたらラウンド終了(最後の一人になっても出せる限り続ける)

    こんな感じでピラミッドが出来てくる
  5. 全ての手札を出し切れた人はシャチチップを2点返すことができる
  6. 手札を集めて再び配り次のラウンドを開始→プレイ人数の数だけラウンドを繰り返す
  7. 全てのラウンド終了後、シャチチップの点数が一番少ない人が勝利

 

「ペンギンパーティ」面白いポイント

攻めと守りのバランス

自分の手札を次に出せる場所をキープしながら、相手の出せる場所をブロックしていくのが「ペンギンパーティ」のキモです。

自分の手札に無い色や少ない色は他のプレイヤーが多く持っているということです。つまりその色を置けなくするようにカードを出していくと相手の脱落を誘えるわけです。

攻めてばかりいるといつの間にか自分の手札を出せる場所がなくなっていたってことにもなりかねないので、攻めと守りのバランスが難しくも楽しいゲームです。

まんべんなく出していく

ゲームが進むほど置ける場所が少なくなっていきます。同じ色ばかりが手札に残ると早々に置ける場所がなくなってしまう可能性があるので、手札にまんべんなく色が残るよう出していくのも戦略の一つです。

1色を隣り合わせる

隣り合う2枚のうちどちらかの色を上に置けるわけですが、2枚とも同じ色であればその上に置けるのは1色のみとなります。つまり自分の手札に多い色を隣り合わせになるよう置けば、次にその色を出せる場所をキープできるということです。

次の一手を考える

次のターンで出せるような置き方を考えるのが大切です。「ここで赤を出しておかないと、赤を置く場所がなくなってしまう」「緑がたくさんあるから2枚並ぶように置いておこう」など、後のことを考えながら置いていくことが手札を1枚でも多く出すために必要です。

特に1段目の色は重要です。ペンギンカードが5色なのに対し1段目は8枚まで並びます。自分の手札に多い色を2枚置いておきたいところですね。

手札を出し切るのは難しい

色んな策を練っても手札を全て出し切るのはなかなか難しいです。「良い調子!今回は全部置けるかも」と思いきや、最後に1枚2枚出せなくなってしまうことがほとんど。だからこそ全て出し切れた時の喜びも大きいです。できそうでできないという絶妙な難易度だからこそ、もう一回!と遊びたくなるんですよね。

逆転の可能性

シャチチップを受け取ってしまっても、次のラウンドで全ての手札を置くことができたら2点返すことができます。諦めずにプレイすれば逆転の可能性があるところがいいですね。

遊び心があるデザイン

「ペンギンパーティ」という名の通り、ペンギンたちが飲み物を片手にパーティしているイラストが描かれています。それだけで可愛いんですが、1枚1枚微妙にイラストが違うんです。ペンギンたちが身に着けている物の柄やデザインが少しずつ違っていて、遊び心が隠れています。

マフラーや帽子、服のデザインが違う

マイナスポイントがシャチなのも、ペンギンの天敵だからですね。

ちなみにペンギンたちが持つ飲み物はワインやカクテルのように見えますし、ピラミッドを積み上げていくと思わずシャンパンタワーを連想します。

 

「ペンギンパーティ」何歳から?プレイ人数や時間は?

対象年齢:6歳~

6歳以上ということで小さいお子さんから一緒に遊ぶことができます。カードに数字はなく5色の色だけなので遊びやすいですね。実際7歳の長女も楽しく遊んでいます。

手札を出し切るためにあれこれ考えてプレイするのは難しくても、“隣同士のどっちかの色を上に置ける”というルールさえ理解できれば6歳前後のお子さんから遊べるでしょう。

絵柄が可愛いのも子供が喜ぶポイントですね。

プレイ人数:2~6人

カードの枚数が36枚で全て配り切ることから6人までとなっています。3,4,6人で割れる数ということで36枚になっているのでしょう。5人の時は1枚余るだけですし。

もし7人でも5枚ずつ配って1枚を余りとして1段目に置けばできなくはないでしょうね。

2人プレイの場合は手札が14枚ずつとなり、ピラミッドは7段(1段目は7枚)で遊びます。

所要時間:15分

正規ルールではプレイ人数と同じ数だけラウンドを繰り返すため、人数が多ければ多いほど所要時間は長くなります。

1枚ずつカードを置いていくだけなので1ラウンドは2~3分で終わります。人数に関わらず3回勝負など自分たちで決めて調整することも可能なので、サクッと遊ぶこともできます。

 

「ペンギンパーティ」まとめ

「ペンギンパーティ」は簡単なルールに可愛い絵柄で、子供から大人まで楽しめるボードゲームです。

手札を出し切るのは絶妙に難しい、でもそれが楽しい「ペンギンパーティ」。

はまママの推しボドゲ紹介でした。