夫のボードゲームコレクションの中からメビウスゲームズさんの「チャオチャオ」をご紹介します。7歳長女もお気に入りのこのゲーム、家族で楽しく遊んでいます。
- 「チャオチャオ」どんなゲーム?
- 「チャオチャオ」内容物
- 「チャオチャオ」準備
- 「チャオチャオ」ルール
- 「チャオチャオ」遊び方
- 「チャオチャオ」コツ&面白いポイント
- 「チャオチャオ」何歳から?プレイ人数や時間は?
- 「チャオチャオ」まとめ
「チャオチャオ」どんなゲーム?
「チャオチャオ」はサイコロで出た目の数で進みゴールを目指すすごろくゲームです。最大の特徴は、出た目どおりに進まなくてもよい点にあります。嘘をついてもよし、出た目どおりに進むもよし。必ず嘘を宣言しなければならないときはちょっとドキドキ。嘘をついて見抜いて、一つでも多くのコマをゴールまで辿り着かせよう!
「チャオチャオ」内容物
- コマ・・・4色×7つ
- サイコロ・・・1~4が1面ずつ、×マークが2面
- 筒・・・この中でサイコロを振る
- ボード・・・穴になる部分をくり抜いておく
「チャオチャオ」準備
- ボードを箱にセット
- 各プレイヤーはコマの色を決めて7つのコマを受け取る
- 各自1つのコマをスタート地点に置く
- 適当に順番を決めておく
「チャオチャオ」ルール
宣言は嘘でも本当でもOK
自分の手番では筒の中に入れたサイコロを振ります。出た目の数を自分だけが確認して数字を宣言しますが、このとき嘘をついてもよいです。例えば1の目が出ているのに「3!」と宣言してもいいわけです。もちろん本当の数を宣言してもかまいません。
×マークが出たとき
サイコロを振って×マークが出たら必ず嘘を宣言しなくてはなりません。ポーカーフェイスで1~4いずれかの数字を宣言します。
宣言の真偽を判断
宣言のあと、他プレイヤーは時計回りにその宣言が本当か嘘かを判断していきます。このとき誰も「嘘だ」と言わなかったら、手番プレイヤーは宣言した数だけ進みます。再度筒を振って出た目が分からないようにしてから次のプレイヤーに渡します。
嘘を見抜かれた場合
誰かが「嘘だ」と言ったらみんなで筒の中を確認します。嘘の宣言を見抜かれたら、手番プレイヤーのコマが橋の下へ落ちます。そして嘘を見抜いたプレイヤーのコマを、手番プレイヤーが宣言した嘘の数字の分だけ進めます。
宣言が本当なのに「嘘だ」と指摘した場合
「嘘だ」と指摘したが手番プレイヤーの宣言が本当だったとき、指摘したプレイヤーのコマが落ちます。手番プレイヤーは出た目の数(=宣言した数字)だけ進みます。
「チャオチャオ」遊び方
- 手番のプレイヤーはサイコロを入れた筒を振る
- 出た目を自分だけが確認し、数字を宣言
- 他プレイヤーは宣言が本当か嘘か、時計回りで判断していく→ルールに則ってコマを進めたり落としたりする(コマが落ちたりゴールしたら即座に次のコマをスタート地点に置く)
- 次のプレイヤーの手番へ。手順1~4を繰り返す
- ゴールに到達したコマは①のマスから順に置いていく
- 一人が3つのコマをゴールさせるor全員手持ちのコマがなくなるとゲーム終了
- 3つのコマをゴールさせた人はその時点で勝利。誰も3つのコマをゴールさせられなかったら、2つのコマをゴールさせているプレイヤーの中で勝者を決める。自分のコマが置いてあるゴールマスの数字を足して、一番大きかった人が勝ち
- 全員1つのコマだけがゴールして終了した場合、もう一度プレイして勝者を決める
「チャオチャオ」コツ&面白いポイント
「嘘だ」の賭け感
宣言を嘘だと見抜けたら自分のコマを進めることができます。自分の手番でなくてもゴールに向けて前進できるわけです。しかしもし宣言が本当だったら自分のコマを落とさなくてはなりません。いわば諸刃の剣なのです。
自分のコマがゴールに近いときは「嘘だ」と指摘するのは控えるなど、その塩梅が難しくも面白いところです。
表情観察
宣言が本当なのか、嘘なのか。相手の表情や目線から探ります。逆に自分が嘘を宣言するときはドキドキしながらポーカーフェイスを作るのです。じーっと顔を見られるとつい笑いそうになってしまうのがまた面白い。
実は我が家でいちばんポーカーフェイスが上手いのは長女です。ゲーム中ずっとニヤニヤしているので、嘘をついているのか本当なのか判別が難しいんですよね。
×マークは即座に
×マークが出ると必ず嘘を宣言しなくてはなりません。×マークだ!嘘をつかなきゃ!どの数字を言おう?などと考えていると変な間が生まれて、×マークが出ていることが周囲にバレてしまいます。慌てて「6!」とサイコロの目にない数字を宣言しようものなら即アウトですよね。“×マークが出たら「2」と言おう”など、自分の中で決めておくと焦らずに宣言できるのでおすすめです。
本当の数字をわざとらしく宣言
他プレイヤーを欺く技として、本当の数字をわざとらしく宣言するというテクニックもあります。これは夫がよく使います。すっかり騙されて「絶対嘘や!」と指摘して自分のコマを何度失ったことか。
早く3つをゴールさせるか、高得点を狙うか
ゴールの得点マスは①から➇まであります。ゴールしたコマは①から順に置いていくので、後にゴールするほど高得点となります。一方で、3つのコマを先にゴールさせた時点でその人の勝利となるので、どちらを狙っていくかが戦略の肝となってきます。
確実にゴールするため本当の数字を宣言しつつ×マークが出たら完璧なポーカーフェイスで挑む、2つゴールしてるコマがあれば阻止すべく「嘘だ」と積極的に指摘していく、×マークが出たら「1!」と小さい数字を宣言してわざとちょっとずつ進んで高得点を狙う・・・などなど。状況に応じて戦略を変えていくのも大事ですね。
「チャオチャオ」何歳から?プレイ人数や時間は?
対象年齢:8歳~
対象年齢8歳以上となっていますが、7歳の長女も問題なく遊べています。「嘘をついてもいい」「×が出たら1~4のどれかを言う」ということが分かればもっと小さい子供でもプレイできるでしょう。
プレイ人数:2~4人
コマが4色なので、4人までとなっています。お手製のコマを用意して5人以上でプレイすることも不可能ではないでしょうが、ゴールマスが8つまでなので人数が増えると2つ以上ゴールさせることが難しくなりそうです。
所要時間:25~30分
家族3人でプレイすると大体20分くらいです。4人でプレイすればもう少し時間がかかると思われるので、おおむね設定どおりという印象です。
「チャオチャオ」まとめ
出た目のとおりに進むのか、嘘で挑むのか。ポーカーフェイスで勝負する「チャオチャオ」は子供から大人まできっと盛り上がりますよ。
心理戦の要素もある一風変わったすごろくゲーム「チャオチャオ」。
はまママの推しボドゲ紹介でした。