主婦ゲー人生

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大阪市立自然史博物館が控えめに言って最高

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三連休最終日に、大阪市立自然史博物館へ行ってきました。

8歳長女、3歳長男は一体どんな反応をするのか、ドキドキしながら行った博物館。結果、大人はもちろん子供たちも最後まで楽しんでいて、安いし空いてて最高だったので感動冷めやらぬうちにまとめます。

 

 

大阪市立自然史博物館ってどんなところ?

大阪市立自然史博物館は、身近な自然から太古の化石まで、まさに歴史に沿って自然を学べる博物館です。恐竜、昆虫、街中で見かける生き物、在来生物・外来生物、生態系、植物、鉱物、骨格の進化などなど、自然のことを様々な展示を通してうんと知識を深められます。

博物館というと静かでお堅い場所というイメージもありますが、子供向けに分かりやすく工夫された展示も多く、家族連れで訪れる博物館としてピッタリでした。

 

子供たち大興奮

長女が2歳の頃に福井県立恐竜博物館へ行ったときは終始怖がってほとんど楽しめなかったので今回もどうかな〜と心配していましたが、長女も長男も最後まで上機嫌で楽しんでおりました。

 

入口前のポーチではクジラの骨格がドーンと空中展示されており、さっそくテンションの上がる子供たち。

ポーチにて

中へ入ると、大迫力のナウマンゾウとヤベオオツノジカがまず目に飛び込んできます。こんな大きいシカいたんや!とこちらも大興奮。近くで見るとほんとに大きい。お二方ともツノとキバがご立派。

入口のシンボル

さらに入口では「今日のたんけんの記録」という感想を書く用紙を子供に渡してくれました。すごいと思った展示を書いたり簡単なクイズが載っていたりするシートです。博物館での学びを振り返られるような工夫がいいですね。

 

恐竜の化石

大阪市立自然史博物館といえばこちらの展示室でしょうか。

これを見に来たと言っても過言ではない

 恐竜やマンモスなどの骨格標本を一挙に見られます。長女も長男も一切怖がることなく、大きな標本を見上げてわあ~と感心していた様子。

THE 恐竜

実際の化石に触ることができるコーナーもあり、子供たちも目を輝かせながらタッチしました。大昔の恐竜の骨に時を超えて触れることができるって、改めて不思議な気持ちになりますね。触り心地はスベスベしていて気持ちよかったです。

化石にタッチ!

 

虫の標本が充実

大阪市立自然史博物館では、特に昆虫の標本の多さに驚きました。

巨大な世界地図に昆虫の標本がズラーっと並んでいる展示は圧巻です。 同じ蝶でもエメラルドグリーンや紫色の綺麗な羽を持つもの、フクロウの顔のように見える模様のものなど、多種多様で見飽きません。長女も「このちょうちょめっちゃ綺麗!」と興奮気味に話していました。

ちなみにフクロウのように見える蝶は名前も「フクロウチョウ」。

圧巻の標本

 

子供心をくすぐる展示

大阪市立自然史博物館には子供向けに工夫された展示が多くありました。

思わず押しちゃうボタン

ボタンを押すと動き出したり音声が流れる展示が多いのも子供が喜ぶポイントです。

特に「オオカミのいるとき いないとき」という人形シアターが、生態系のバランスを学ぶのに分かりやすくとても良い展示でした。

しばらくここから離れなかった二人

「出るかなキノコ?」はキノコと木の組み合わせでどんなキノコができるかスロット形式で教えてくれる展示です。興味深く、何度もボタンを押したくなりますね。

ゲーム感覚で学べる

大きな生き物の標本

巨大な生物ってそれだけでロマンがありますよね。大阪市立自然史博物館では標本で実際の大きさを見ることができ、子供たちもその大きさに驚いていました。リュウグウノツカイやタカアシガニ、ソデイカなどの巨大生物の標本が展示されています。

リュウグウノツカイ

あつ森で釣ってたやつ、こんなにデカかったのね。

特にオオジャコの大きさには驚きました。貝に貫録を感じる日が来ようとは。

オオジャコ

おまえほんとに貝なのかい。貝界のKINGだよ。

うんちが大好きな昆虫

3歳長男がいちばん気に入った展示がこちら。

長男お気に入りの展示

「うんちが大好きな昆虫」。いかにも子供が好きそうなタイトルじゃありませんか。初見では笑ってしまいますが、こんな虫が本当にいるんだなあと学びに繋がります。笑いから学びへ。良い展示だ。

 

チケットが安い!植物園も!

入場料

大阪市立自然史博物館はなんといってもチケットが安い!

  • 大人 300円
  • 高校生・大学生 200円
  • 中学生以下 無料      (2024年9月現在)

中学生以下無料なんですよ!なんて親切!助かる!嬉しい!

払ったのは夫と私の入場料600円のみですよ。安すぎる…!

植物園にも入れる

チケット料金の安さに驚いたところですが、さらになんと同じチケットで大阪市立長居植物園にも入場できるのです。つまり大人一人300円で博物館も植物園も存分に見て回れるわけです。令和の時代にありがたいったらありゃしない。これが市営の強みか…。

ちなみに博物館を出たところ一帯が植物園となっています。キッチンカーが出店していたり、お弁当を食べている方も多くいました。これからの季節、お昼を持参して植物園でピクニック→博物館というコースもいいですね。

 

混み具合は?

私が訪れたのは三連休の最終日ということで混雑するかと思いきや、めちゃくちゃ空いてました。10時前に入場しましたが、平日なんかと思うくらいスッカスカ。

混んでる博物館って展示を見たいのによく見えないし、子供が迷子にならないようにしっかり手を繋いでいなきゃいけない。ちょっとでも空いてる展示はないか?子供ははぐれていないか?と親として常に気を張らなきゃならんのですよ。

その点、大阪市立自然史博物館はスカスカなのでとってもストレスフリー。3歳の長男が目についた展示へとチョロチョロ移動するのも、人に気を遣わなくて済みます。ゆったり見れて助かりました。

祝日なのにゆったり~

以前、日曜日に訪れたキッズプラザ大阪が激混みだったので、空いてることのありがたさをひしひしと感じました。

ちなみにキッズプラザ大阪へのお出かけ記事はこちら↓

hamamama.hatenadiary.jp

 

滞在時間は?

大阪市立自然史博物館はだいたい1時間ちょっとで見て回りました。子供を連れてなので、展示をジッと見て次!ジッと見て次!って感じで回ってこの時間です。説明文をじっくり読んでいくともっともっと時間がかかると思います。

さらに長居植物園を1時間弱ぐるーっと散策しましたので、博物館・植物園・休憩・お土産を見る時間を合わせて、トータル2時間半くらい滞在しました。

 

4歳差姉弟も楽しめた

我が家は長女と長男が4歳差で、お出かけするとそれぞれの行きたい場所が違っていて悩むことがあります。

大阪市立自然史博物館は姉弟の興味がうまいことかみ合った場所でした。3歳の長男は展示をただただ見るだけでも飽きずに楽しんでいましたし、8歳の長女は「なんでこれはこうなん?」と疑問を抱くと説明文を読むことで学びを得られ、姉弟それぞれに有意義な場所でした。

 

自然に興味を持つきっかけに

せわしない日常からちょっと離れて、自然に思いを巡らせる良い一日となりました。大阪市立自然史博物館は子供たちが自然に興味を持つきっかけとなるような素敵な博物館です。夏休みは終わってしまいましたが、自由研究のために訪れるのも良いでしょうね。

楽しめる!安い!空いてる!この三拍子揃って、控えめに言って最高ちゃうか。大阪市立自然史博物館、絶対にまた訪れたい場所となりました。