主婦ゲー人生

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「ぴっぐテン」先取り算数にピッタリなボドゲ

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長男(3)が早めに寝てくれた夜は、長女(7)と夫と私でボードゲームで遊ぶのが定番となっています。

今回は夫が趣味で集めているボードゲームのなかから、子供におすすめのボードゲーム「ぴっぐテン」のご紹介です。実際に小1長女もめちゃくちゃハマっています。

パッケージ

 

「ぴっぐテン」のルールと手順

10までの足し算引き算が分かれば誰でもできて、ルールも手順も簡単です。

カードを順番に一枚ずつ出してその数字を足していき、合計がちょうど10になった人が出ているカードを全て獲得できます。足して11以上になった場合はひとつ前の人が獲得できます。最終的に獲得したカードの枚数が一番多かった人が勝利です。

 

①カードをよく混ぜ3枚ずつ配る

②適当に順番を決め時計回りでスタート

③二人目以降、足した合計を言いながらカードを出す

④10になるか10を超えるまで続ける

⑤10になったらその人が、11以上なら一つ前の人が出ているカードを全て獲得

⑥次の順番の人が手札から数字を言いながら1枚出す→③以降を繰り返す

※手札は常に3枚になるように、出したら山札から1枚ひきます

 

「ぴっぐテン」カードの種類

0~10のカードがあります。特徴のあるカードをまとめました。

 

±5・・・5足しても良いし5引いても良い

0・・・数字が0に戻る。今まで出ていたカードはそのままに0からスタート

10・・・0の次に出せばその場のカードをすべて獲得できる

 

±5や0が手札にあれば10を超えそうなときに出せるので、お助けアイテムとして残しておくのも戦略の一つです。

 

ちなみにうちにある「ぴっぐテン」は全部で110枚。ところが調べてみると80枚との情報が多いのです。枚数の変更があったのでしょうか。箱の裏を確認してみると2020の文字があるのでおそらく2020年版?では110枚になっているようです。

 

足し算だけではない

足し算以外の出し方もあります。

 

・前の人が出したカードと同じ数字

例)Aさんが4→Bさんが2を出し「6」→Cさんが2を出し「2」(Cさんは「8」として2を出してもよい)

2として出してもよいし、8として出してもよい

・合計と同じ数のカード

例)Aさんが3→Bさんが6を出し「9」→Cさんが「9」として9を出す

9として出せる

このような出し方もあるので、足して10を超えると思いきや出せるカードが手札にあるじゃん!ってことも多いです。

 

「ぴっぐテン」子供におすすめな理由

計算力、判断力が上がる

10までの足し算が速くなります。小1の算数で最初に出会う計算はまさに繰り上がりのない足し算です。小1長女が1学期に習った算数では「何と何で10になるか」をしつこく学習していました。「ぴっぐテン」はまさしくドンピシャのボードゲームです。9とくれば1、6とくれば4、7とくれば3が手札にあれば、カードを獲得できます。さらに±5で引き算の要素もあります。

「10にできる数字が手札にないかな」「合計と同じ数のカードが出せるぞ」「10を超えないように-5しよう」など考えながら最適なカードを選択するため判断力も養われます。

サクッと遊べる

所要時間

公式には15~20分と記載がありますが、実際に計ってみました。長女・夫・私でプレイしたところ、カードを配り始めてから獲得カードの集計までで要する時間は8分ほどでした。(ノンストップでテンポよくどんどんカードを出していった場合)

「ぴっぐテン」に慣れていないお子さんだともう少し時間がかかるかもしれませんが、10分程度で終わるのではないでしょうか。子供の集中力は意外と短いものなので、サクッと終えられる「ぴっぐテン」は子供と遊ぶのにもってこいのボードゲームです。

少人数でも楽しい

「ぴっぐテン」のプレイ人数は2~8人となっています。家族だけで楽しむ場合や親戚同士の集まりなどでも活躍すること間違いなし。人狼ゲームなんかはプレイ人数が少ないとすぐに狼が誰か分かっちゃうことがありますが、「ぴっぐテン」は少人数でも全く問題なく楽しく遊べます。

手に持つ枚数が少ない

意外と盲点かもしれませんが、子供の小さな手にとって手札の枚数は重要なポイントだと考えています。

大人ならば何枚ものカードを左上の数字が見えるように少しずつずらして持つことは難しくありません。しかし子供にとってこの持ち方は難しいようです。たくさんカードを持たなくてはならないボードゲームをするときに長女が苦労していたため、結局カードスタンドを購入しました。

その点「ぴっぐテン」は手札が3枚だけなのできわめて持ちやすいです。配るのもあっという間に終わります。

絵柄が可愛い

「ぴっぐテン」のカードは絵本のような絵柄でとても可愛らしいです。「ぴっぐテン」という名の通り、全てのカードにブタさんが描かれています。

さらに面白い遊び心が隠されているんです。足すと10になるペア同士(1と9、6と4など)は同じ童話に登場するキャラクターに扮したブタさんになっています。1は赤ずきんの恰好をしたブタさん、9はオオカミの着ぐるみを被ったブタさんといった具合です。

赤ずきんちゃん、ヘンゼルとグレーテル、白雪姫など

 

「ぴっぐテン」良い点まとめ

・単純なルール

・算数の勉強になる

・判断力がつく

・10分ほどで遊べる手軽さ

・小人数でも楽しめる

・3枚なので子供も持ちやすい

・絵柄が可愛い

 

対象年齢6歳以上となっていますが、足し算ができれば何歳でもできます。小学校入学を控えたお子さんの先取り算数としてもいいのではないでしょうか。

遊びながらいつの間にか計算への抵抗もなくなるような、大人も子供も楽しいボードゲーム「ぴっぐテン」、はまママ推しボドゲに認定!