主婦ゲー人生

とあるゲーマー主婦の日常

「ゾン噛まPARTY!!」不意を突くのがミソ

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また夫がボードゲームを買ってきました。その中から子供と遊べるボードゲーム「ゾン噛まPARTY!!」(以下「ゾン噛まパーティー」)のご紹介です。7歳長女と夫と私でよくプレイしています。

パッケージ

ちなみに夫がボードゲームにハマり始めて4か月ほどで既に29種の箱が並んでおります。急ピッチ過ぎやしないか…ブログのネタになるしいいのだけれども。

 

「ゾン噛まパーティー」どんなゲーム?

ルールはいたってシンプルです。同じカードを3枚揃えた人が手札をそっと伏せ、それを見た他のプレイヤーも次々に伏せていき最後まで気付かなかった人が負け。一人の敗者を決めるゲームです。

最初の一人がカードを揃えて手札を伏せれば、後に続くプレイヤーは揃っていなくても早い者勝ちで伏せていきます。

手札を伏せるタイミングはいつでもよいので、他のプレイヤーに気付かれないようなタイミングを見計らうのが楽しいゲームです。

このように横向きに持つと伏せやすい

 

「ゾン噛まパーティー」手順

①カードをよく混ぜ3枚ずつ配る

②適当に順番を決め時計回りでスタート

③カードを1枚引いて4枚の中から1枚選び捨てる

④3枚同じカードが揃うまで続ける

⑤揃った人は好きなタイミングで手札を伏せる

⑥それに気付いた他のプレイヤーは揃っていなくても手札を伏せる

⑦手札を伏せるのが一番遅かったプレイヤーが敗者

 

カードの種類

ややこしい効果のカードはありません。

 

細胞カード・・・7種類5枚。3枚揃えると手札を伏せられる。

万能細胞カード・・・3枚。ジョーカーのように細胞カードのどれにでもなれる。

睡眠薬カード・・・2枚。次のプレイヤーを飛ばす。

逆転の発想カード・・・2枚。順番が反対回りになる。

万能細胞があれば2枚揃えるだけ

シンプルなカード構成なので伏せるタイミングや他プレイヤーの手元に集中できます。

 

「ゾン噛まパーティー」の醍醐味とコツ

不意を突く面白さ

一番の楽しいポイントは「不意打ち」です。気付かれないようにカードを伏せる。気付いた人もそっと伏せる。

手順にもあるようにカードを1枚先に引いてから捨てるため、3枚揃ってもすぐには伏せず次のターンを何食わぬ顔でやり過ごし、不意を突く瞬間をじっくり見定めることもできます。

いかにノーモーションで伏せられるか

気付かれないようにカードを伏せるには、常にカードの下側をテーブルにつけて持っておくことが大切です。伏せるときはそっと手を放すように。誰も気付くことなく順番が1周したときなんかは謎の優越感を感じます。

注意点として、手札は他プレイヤーにきちんと見えるように持ちます。伏せているのか持っているのか分からないような角度で持つこともNGです。正々堂々と戦いましょう。

自分の手番は要注意

「ゾン噛まパーティー」では常に周囲のプレイヤーの手元に集中する必要があります。伏せたら伏せりゃいいんでしょ、そんなの簡単!とはいかないこのゲーム。自分の手番中に伏せられたら本当に気付きません。カードを引く→確かめる→捨てる、という単純な作業でも周囲に対する注意力がガクンと下がります。手番中も周りにちらちら目をやりながらカード選別を行うのが敗者にならないコツです。

 

子供におすすめな理由

不意を突かれる面白さ

「ゾン噛まパーティー」はゲームの性質上、大人とプレイするとどうしても子供が負けることが多くなります。自分の手札に集中してしまうからです。普段から負けん気の強い長女の場合どうなるものか…怒るかな…と思いきや、初プレイで自分が敗者になったことが分かった瞬間声が出ないほどの大爆笑。“いつの間にか自分以外のみんながカードを伏せている“という状況が面白かったみたいです。なるほど、不意を突かれるのがこんなに面白いものなのかと新発見でした。

サクッとプレイできる

プレイ時間は5秒~5分です。5秒ですよ5秒。カードが配られて既に揃っていることがあるからです。ゲーム開始と共にそっと伏せる。まさか最初に揃ってるとは思わないので気付きにくいですよね。

プレイ時間が短いのは子供にとってありがたいです。途中で飽きてくることなくゲームを終えられます。もう一回!勝てるまでやる!といった要望にも応えやすいでしょう。

注意力が鍛えられる

プレイ中は常に周りの手元を注意して見続けなければなりません。さらに自分の手番ではカードの取捨選択、それも素早く行わなければ手番中にカードを伏せられる可能性もあります。周囲に注意を向けながら自分の手札のことも考える。同時に複数のことに注意を向ける。注意力を保つ良い訓練になるのではと考えます。

絵札が可愛い

細胞キャラクター達がなんとも可愛いんですよね。子供にも親しみやすい、ゆるキャラ感といいますか。ナタデココ細胞、たくあん細胞、イカの塩辛細胞など、食べ物モチーフなのも面白いです。絵に添えられている一言メッセージも絶妙にゆるくて可愛いです。絵札に見とれている間にみんな伏せていた、なんてことも子供とプレイするとよく起こります。

可愛い絵札に思わず見入ってしまう!?

対象年齢より小さい子も可能

「ゾン噛まパーティー」の対象年齢は8歳以上となっています。が、現在7歳(小1)の長女も問題なく遊べています。なにぶんルールが簡単なので、「揃ったら伏せる」「伏せてる人がいたら自分も伏せる」ということが理解できればもっと小さい子でも遊べるとは思います。ただし大人と比べるとどうしても注意力が劣るため、同じレベルで戦うことは難しいでしょう。と言いつつも、長女&夫とプレイすると私が敗者になることはよくあります(笑)

 

第一版との違い

ここまで紹介してきた「ゾン噛まパーティー」ですが、実は第二版となります。第一版の「ゾン噛ま」から変更された点があるそうなのでまとめました。

細胞カード枚数

「ゾン噛ま」3枚→「ゾン噛まパーティー」5枚

「ゾン噛ま」ではカードがなかなか揃わず山札切れになることがあったそうですが改善されています。

プレイ人数

「ゾン噛ま」3~5人→「ゾン噛まパーティー」3~6人

カード枚数が増えたことによりプレイ人数も1人増えました。

プレイ時間

「ゾン噛ま」5~15分→「ゾン噛まパーティー」5秒~5分

山札切れが生じるほど揃いにくいこともあった「ゾン噛ま」と比較すると、「ゾン噛まパーティー」では圧倒的に短縮されています。

カードの簡略化

特殊効果のあるカードが6種類から3種類になりました。それによりルールが簡単になり子供や初めての方でも分かりやすくプレイできます。

拡張パック

簡略化が喜ばれる一方で、従来の特殊カードがあるほうがよい方、より深く遊びたい方に向けて「ゾン噛まパーティーPLUS」という別売りの拡張パックがあります。「ゾン噛ま」にはなかった新たな特殊カードも含まれているそうです。

ちなみに我が家は子供が小さいため持っていません。拡張パック無しでも十分面白いですし、子供とプレイするにあたってルールはシンプルであればあるほどよいと考えているからです。子供が大きくなったら購入を検討してもいいかなって感じです。

 

「ゾン噛まパーティー」おすすめです

「ゾン噛まパーティー」はルールも簡単で誰でもすぐに理解して遊べるボードゲームです。不意を突く・不意を突かれる面白さが癖になる、注意力アップも期待できるような内容で子供にもおすすめです。

大人同士で遊ぶ方やシンプル過ぎて物足りなくなってきた方は、拡張パックを購入すればより高いゲーム性を楽しむことができます。幅広い年齢層に対応した長く遊べるボードゲームと言えるでしょう。

「ゾン噛まパーティー」はまママ推しボドゲに認定!