主婦ゲー人生

とあるゲーマー主婦の日常

長男が肺炎で入院

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長男(3歳)が9日間熱が続いた末肺炎となり入院しました。現在は無事に退院して元気に過ごしています。

始まりはごく普通の風邪でした。そこから入院に至るまでの経緯と治療や学んだことをまとめました。

 

入院に至るまでの経緯

2/7

始まりは37.5前後の微熱と咳鼻水。いつもの小児科にかかりウイルスによる風邪とのことで咳止め痰切りの薬をもらう。熱が上がればコロナやインフルエンザの検査をしたほうがいいでしょうとのこと。

 

2/8

朝は熱が下がっていたものの昼前に38.8まで上がったため、小児科でコロナ・インフル・溶連菌の検査をしてもらう。結果は陰性。この時は陰性でホッとした。

 

2/9

朝一は熱が下がっていたが夕方から熱が上がる。38度以上あるけれど、本人は至って元気そうで機嫌も良く食欲もある。いつもの風邪と同じ感じ。

 

2/10

咳鼻水は続いているがこの日は一日平熱で過ごすことができ、これにて収束かと思われた。

 

2/11

昼過ぎから微熱と耳の痛みを訴えだした。中耳炎かと思いつつ連休のため耳鼻科が休診なので家にある痛み止めで様子を見ることに。

この日から機嫌が悪くなり食欲もなくなる。幸いにも水分は摂ることができた。

 

2/12

朝から39度を超えて耳の痛みを訴える頻度が高くなったので休日診療にかかる。再びコロナ・インフルに加えアデノウイルスの検査もしたが全て陰性。耳鼻科ではないが耳も診てもらうと中耳炎ではなさそうとのこと。

いよいよ何の病気か分からず不安が大きくなる。解熱剤のみの処方で抗生物質は出してもらえず。

 

2/13

耳鼻科に行き再度耳を確認してもらう。少し赤いけれどやはり中耳炎にはなっていないとのこと。確かに耳ダレなどはない。熱が長引いているので細菌感染が疑われ抗生物質を処方してもらうことに。抗生物質の影響か、夜に腹痛を訴える。

 

2/14

午前中36.9まで下がったがお昼にまた39度まで上がる。抗生物質が効き始めるのは明日ぐらいだと考え、様子を見ることに。

食事はチョコやドーナツ少しくらいしか食べられず。抗生物質の副作用からか便は緩い。

 

2/15

朝から36度台、ようやく下がってホッとしていたら夕方から37度後半に。夜にかけてどんどん熱が上がり、これはさすがにおかしいと時間外であったが小児病院を受診する。病院に着く頃には40度まで上がっていた。そこでようやく血液検査をしてもらい、CRP(炎症の数値)が高かったため入院する運びとなった。

 

経緯まとめ

2/7~2/10はいつもの風邪と同じ感じでしたが、2/11からガラッと様子が変わったように感じます。それまでは熱があっても上機嫌で遊んでいたし食事量も普段と変わりませんでした。2/11を境に食欲も無くなり大好物のお菓子もほとんど受け付けず、機嫌の悪い時間が多くなりました。水分に関しては進んでお茶を飲んでくれたので助かりました。

入院までにコロナ・インフル2回、溶連菌、アデノウイルス、RS・ヒトメタニューモウイルスと様々な検査をよく頑張ってくれました。鼻から喉から綿棒を入れられ泣き叫ぶ我が子。それでも全て陰性で結局分からない。原因が分からないため心配と不安で押しつぶされそうでした。

入院が決まったときは非常にショックでした。もっと早く気付いてあげられたら、もっと早く血液検査できるところに連れて行っていればと後悔で涙が溢れました。ですが同時に安心もしました。やっとちゃんと治してもらえる、入院すれば何かあってもすぐに対処してもらえると。

 

結局何の病気だったのか?

結論から言うと肺炎です。最初はウイルス感染(いわゆる普通の風邪)→どこかのタイミングで細菌に感染→肺炎ということでした。入院翌日に撮った肺のレントゲンで右肺に少し白いモヤモヤがあるのを確認できました。

正直驚きました。咳自体はそれほど酷くなく、1時間に1~2回ゴホゴホと痰の絡んだ咳が出る程度でひっきりなしに咳き込んでいるわけではなかったからです。さらに入院までに4つの病院で胸の音を聞いてもらっていましたが特に問題はありませんでした。呼吸音も普通でしたし、レントゲンを撮るまで肺炎のことを考えもしなかったのです。

肺炎に驚きましたが、訳の分からない熱ではなくひとまず原因が分かったことは大きな安心材料となりました。

 

細菌を特定するために培養してもらい退院時に結果を教えてもらいましたが、有名どころの菌(マイコプラズマなど)は検出されませんでした。つまりごく普通の日常に存在する菌が肺に感染し肺炎となったようです。

細菌に感染したタイミングは分かりませんが、2/10に熱が下がったためリサイクルショップと外食に出かけたのが怪しいと睨んでいます。加えて長男は唇を触る癖があるので、風邪の治りかけでまだ免疫力が低下しているところに菌の付いた手で口元に触れたのが原因ではないかと考えています。(素人見解ですが…)

 

ちなみに看護師さん曰く、朝は熱が下がっても夕方から上がりだすことが多かったのは、体力の落ちてくる夜にかけて菌の活動が活発化するからだそうです。

 

治療法

内服の抗生物質では効かないため点滴の抗生剤で強力に菌をやっつけることになりました。抗生剤を中途半端に止めると耐性菌が出てきて抗生剤が効かなくなってしまうため、1週間入院してしっかり治療することになりました。

抗生剤を一日2回点滴、気管支を広げる吸入は一日4回(食前と寝る前)行いました。鼻水が酷い場合は吸引もするそうですが、長男は軽かったため一度も吸引しませんでした。

点滴開始後すぐに熱が下がり、咳鼻水も3,4日目には全く出なくなりました。5日目の血液検査ではCRPも正常値近くまで下がっていました。6日目は点滴無しで一日様子を見て再度レントゲンで肺炎が改善されていることを確認し、7日目に無事退院となりました。

長男よく頑張った!

 

学んだこと

  • 咳症状が酷くなく、聴診や呼吸音に異常が無くても肺炎であることがある
  • ごく普通に身の回りに存在する菌でも肺炎に至ることがある
  • 細菌感染でも内服の抗生物質で対処しきれないものがある
  • 普通の風邪でも免疫が下がっている間は細菌感染に転じてしまう場合がある
  • 風邪の時は特に手洗いをまめに行うことが大事
  • 風邪が治った直後や熱が下がったからといって油断してはならない

子供の初めての入院でかなり焦って心配しましたが、無事に退院してくれて本当に良かったです。入院中は暗い気持ちになりがちでしたが振り返ると学びも多く、なによりも健康が大切だと改めて考えさせられた経験でした。

平穏な日常に感謝!