主婦ゲー人生

とあるゲーマー主婦の日常

3歳長男の登園しぶり記録

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3歳長男は今年11月から幼稚園に通っております。なぜそんな中途半端な月からなのかというと、長男の通う幼稚園は満3歳クラスがあるからです。3歳のお誕生日の翌月から通うことができ、来年4月に年少さんへ進級します。早くから園生活に慣れることができるので非常にありがたいシステムです。

 

がしかし心配事も尽きません。初めての集団生活、無事に送れるだろうか。同い年の子がたくさんいるような支援センターなんかも行ったことがない。親や親戚以外の大人にもほとんど会ったことがない。本人は何もわかってないので親のほうが不安で押しつぶされそうでした。

備忘録も兼ねて長男の登園しぶり記録をまとめます。

 

鬼門は二日目

心配していた初日はなんと泣かずに登園。門のところで少し不安そうな顔はしつつも大人しく先生に手を引かれて行きました。一日泣かずに頑張っていたそうで、案外楽勝~と油断していたら、登園二日目から始まった「幼稚園いやだ」の嵐。

一日目で分かったんでしょうね、幼稚園に行くとママに会えなくなることが。

 

そこから毎朝「幼稚園行きたくない」「ママがいい」「ママもお部屋入ってな」ととにかく泣いてました。前の晩から「明日幼稚園じゃない?」と震える声で尋ねてくる始末。いわゆる典型的な「登園しぶり」です。

 

登園してから14時の降園までずーーーっと「ママは?ママは?」と泣きべそ状態だそうで、毎日泣きすぎで声が枯れていました。土日も「明日幼稚園?」と何度も確認して、日曜日の夜なんてもう気分ダダ下がりでしたね。サザエさん症候群の発症早すぎへんか。

家を出る何時間も前から幼稚園のことを思い出しては涙を流し、出発する段階では大号泣。泣きながら自転車に乗り、門で別れる瞬間は私にしがみつく長男を先生に引きはがしてもらわなくてはなりません。

 

1週間経つと少し変化が

これいつか慣れるんかな…と不安の毎日でしたが、1週間くらい経つと登園の後1時間くらいで泣き止むようになってきたそうです。1時間が30分、20分と泣き止むまでに要する時間が日々短くなっていきました。

ただし泣き止んだものの楽しく過ごしているわけではなさそうで、お喋りや笑顔が出ることはほとんどないそうです。それでも泣き止めるようになっただけ大きな前進でした。

 

1か月後に急展開

入園から1か月ほど経ったある日、突然「幼稚園楽しみ」と言い出した長男。耳を疑いました。「ママいないけど頑張る」「泣かないで行く」と宣言して、昨日までとは別人のように張り切りだした朝、本当に涙をこらえて門をくぐってくれました。すぐそこまで涙が込み上げていたけれど、なんとか我慢した様子でした。

急に頼もしくなった理由に一つ思い当たる節があります。二日前にお遊戯発表会があったのです。泣かずに最後まで舞台に立てた長男を夫と二人でべたべたに褒めたくりました。発表会が楽しかったのか、褒められたのが嬉しかったのか、いずれにせよ発表会がきっかけで頑張って登園してくれるようになったと思います。日によっては門のところで泣いてしまいますが以前のようなしがみつき大号泣ではないですし、幼稚園へ出発するときや道中では泣かないようになりました。

 

泣かずに登園できた日

さらに2週間ほど経った一昨日、初めて泣かずにバイバイできました。決して笑顔ではありませんが泣かなかったのです。初日から1か月と2週間でここまで来れました。これが長いのか短いのか分かりませんが、母によると私自身は4月~10月まで泣き続けていたそうです。自分と比べたら長男は本当によく頑張ってくれています。

途中インフルエンザで1週間ほどお休みした際、また振り出しに戻るのではと懸念していましたが、久々の登園でも門で泣いた後お部屋に入るとすぐに泣き止んだそうです。

 

意識した言葉や行動

声かけ

とにかく「幼稚園は楽しいところ」「先生もお友達もみんな長男くんの味方だよ」など、幼稚園は長男にとって良い場所だという言葉をかけ続けました。刷り込みですね。もちろんこれでハイ分かったとなるわけではありませんし「幼稚園嫌だ行きたくない」と返してきますが、言葉にして伝え続けることが大切だと考えています。

 

褒める

お迎えのときも大げさに褒めるようにしました。特に泣かずに行けたときは十割り増しで褒めたたえました。学校や仕事から帰宅した長女&夫にも「今日長男くん泣かずに幼稚園行けてんなあ!」と一緒に報告します。

 

お守り

折り紙で作ったママとパパをお守り替わりに持たせてみるのも一定の効果がありました。だんだん慣れてしまいますが、初めて持たせた日は折り紙ママと折り紙パパのおかげで泣き止むのが特に早かったそうです。

 

行事きっかけが大きい

なにより、幼稚園の行事がきっかけで大きく前進しました。私自身も運動会がきっかけで泣かずに登園できるようになったそうです。長男の場合はお遊戯発表会でした。同じ幼稚園だけどいつもとは違う雰囲気、両親が見に来てくれている、なんだかちょっと楽しいかも、終わったら両親が褒めてくれる。幼稚園に対するイメージがガラッと変わったんでしょうね。何がきっかけなのかはその子によるところが大きいでしょうけれど、行事きっかけで大きく変わることもあると思います。

 

ようやく慣れてきた矢先に冬休み突入ですが、年少さん進級に向けて3学期もがんばれ長男!