年末年始は帰省したり旅行へ行ったりしておりました。ボードゲームを携えて。そう、昨年9月頃から夫が急にボードゲーム集めにハマりまして、すでに25個ぐらい箱が棚に並んでおります。
なかでもすごろくやさんの「犯人は踊る」というボードゲームが年始に大活躍してくれたのでご紹介します。
ボードゲーム界では今大人気ですよね。年末に古本市場やブックオフを4軒ハシゴしてようやくゲットしました。ボードゲーム売り場のポップでも人気ランキング3位以内に入っていました。
ちなみに私が購入したのは第3版(にゃんこ大戦争っぽい絵柄のやつ)です。
「犯人は踊る」概要
4枚ずつカードが配られ、1枚だけある【犯人】カードを持っている人を当てるゲームです。順番にカードを1枚ずつ出して書かれている指示に従ってゲームを進めます。指示にはカードを交換したり、ババ抜きのように隣の人のカードを引いていくもの等があるので、人狼ゲームとは違い【犯人】が移り替わっていくのが特徴です。
カードの種類
【犯人】持っている人は最後の1枚で出すことができれば勝利。
【探偵】犯人を言い当てることができる。
【アリバイ】犯人が持っていたら探偵に指名されても「犯人ではない」と言える。
【目撃者】誰か一人の手札をすべて見せてもらう。
【たくらみ】犯人サイドにつく。犯人が勝てば勝利。
【少年】みんな伏せて犯人の人だけ目を開けるよう指示できる。自分だけが犯人を知る。
【いぬ】誰か一人の手札から1枚選び全員に公開する。犯人カードを選べば勝利。(この場合【アリバイ】を持っていても犯人の負け)
【一般人】出しても何も起きない。
【第一発見者】このカードを持つ人からゲーム開始。
【取り引き】誰かと手札を1枚交換。
【うわさ】ババ抜きのように全員右どなりの人の手札から1枚引く。
【情報操作】全員左どなりの人に1枚渡す。
「犯人は踊る」楽しいポイント
- カードを引く際の顔色や反応をうかがいながら【犯人】を予想する
- 【犯人】を引いたときのドキドキ感
- 【取り引き】【うわさ】【情報操作】によって【犯人】が移り替わっていくので、予想外の結果になることも
- 8人未満でプレイする場合【探偵】があと何枚残っているのか分からない
- 【犯人】を誰かに渡してしまうか、ラスト1枚なら勝利に賭けてみるか等の選択
- 【犯人】が勝ちそうだと予想し【たくらみ】を出すタイミング
- 【アリバイ】を持っているから犯人じゃないと言ったのか、本当に【犯人】を持っていないのか
- あえて【犯人】を交換に出さずに持ち続けているのではないか
- この人が犯人だと分かったとしても【探偵】や【いぬ】を持っていないと犯人を指名できないもどかしさ
「犯人は踊る」設定と感想
箱には対象年齢8歳~大人、プレイ人数3~8人用とありますが、実際のところどうなのかプレイした感想をご参考までに。
結構小さい子でも遊べる
8歳~とありますが、5歳の甥っ子も何度かやっていくうちにルールを理解し一人でプレイすることができていました。カードの種類によって色が異なるので「この色は犯人」「この色は交換するやつ」などすぐに覚えてしまうようです。子どもの吸収力は凄い…
小さな手でも手札が4枚だけなので持ちやすいです。
カードの漢字にはすべてふりがながふってあるのも嬉しいポイントでした。
もちろん大人同士でも大盛り上がりでしたよ。
5人以上が楽しい
3~8人用となっていますが、正直3人だと誰が犯人なのかすぐに分かってしまいます。4人でも2周くらいすると大体分かります。5人~が楽しく遊べる人数かなと感じました。
ちなみにプレイ人数に応じて必ず含めなければならないカードの種類と枚数が説明書にあるのでその通りに準備すれば大丈夫です。うまいことできてる。
子どもも大人も楽しい
初めてプレイした感想は「シンプルながらも面白い」。ルールも簡単で基本はカードの指示に従うだけなので、大人ならすぐに理解して楽しめます。小さな子どもは最初は大人と一緒に、何度かやれば自分でできるようになりますよ。子どもあるあるの「カードがチラッと見えちゃった問題」も、交換やババ抜きでまだまだ勝敗は分かりません。
人狼ゲームだとちょっと怖がる子どもさんいません?「犯人は踊る」なら絵柄もポップで親しみやすいです。そして我が子のポーカーフェイスを頑張る姿が可愛い。
集まってわいわいするのが好きな方にはもってこいのボードゲームだと考えます。
「犯人は踊る」はまママ推しボドゲに認定!