※爬虫類(トカゲ)の写真が出てきますので苦手な方はご注意ください。
我が家にはレオパードゲッコー(通称レオパ)が3匹暮らしています。SNS上の写真やYouTube等でその可愛さをご存知の方も多いでしょう。
今回は実際に飼育することで初めて発見したレオパの魅力をまとめました。
実は表情豊か
爬虫類って表情から感情が読めないし何考えてるか分からん。犬猫と違って無表情。そう考えている方いませんか。私も爬虫類に興味を持つまではそう思っていました。ところが実際飼育してみると意外にも表情豊かなんですよね。
とりわけ食事シーンでは顕著に顔つきが変わります。レオパの主食はコオロギなどの昆虫です。活餌でなくてもロックオンしてシュバッと飛びつきます。食事にありつく様子は何度見てもかっこいいですし野性味を感じます。
お腹がいっぱいになると、さっきまでとは別人(別ヤモリ)のようにご飯に興味を失いプイッとそっぽを向くんです。
思っていたよりも表情豊かではありませんか?そして一匹一匹顔つきも全然違う。今こんな気持ちなんかなって想像できるくらいに実は多彩な表情を持つ生き物です。
喉の動きで見る感情
表情の変化と合わせて喉元の動きの速さで感情を読み取ることもできます。レオパは呼吸に合わせて喉が動きます。リラックスしているときや眠っているときはゆっくり、ご飯タイムや無理やりハンドリングしたときなどは喉の動きが早くなります。人間も緊張したり焦っているときは呼吸が速くなりますね。
最初はケージを覗くたびに喉が速く動いていた子が、今ではハンドリングしてもゆっくりとした喉の動きのままだと、慣れてくれたんだなと非常に嬉しくなります。逆に喉の動きが速くなり嫌がっていると感じた場合はハンドリングを最低限に留めます。
ご飯時は興奮状態なので非常に速いテンポで喉が動きます。お腹いっぱいになると喉の動きもゆっくりに。
緊張状態なのかリラックスしているのか、興奮しているのか落ち着いているのか。喉の動きは感情を推し量る際に重要なポイントです。
性格に違いがある
犬猫と同じように、爬虫類もその子によって性格が違うんですよね。お迎え初日から爆睡の子がいれば警戒心の強い子、好奇心旺盛で自ら寄ってきてくれる子がいればいつまで経っても手に慣れない臆病な子。同じ環境で飼育しているにも関わらず(ケージは別です)性格や行動が異なっていて面白いです。複数飼育することで見えてくる違いでした。
食事のとり方にも個性があります。ご飯を差し出すと間髪入れずに飛びつく子、ロックオンがやけに長い子、次の一口までインターバルが必要な子、次々に食べていく子、何度も落としてしまう子。モルフによる視力の違いも関係してきますが、食事のとり方も個性の一つだと感じました。
寝姿も可愛い
レオパードゲッコーは夜行性であるため、日中の大部分を眠って過ごしています。実際我が家の3匹も昼間は眠っていることがほとんどです。ずっと寝ているのに飼ってて面白いの?と思われる方も中にはいるかもしれません。ご心配には及びません。寝姿の癒し力たるや、ベホマズンのごとし。ご覧ください。
まるで新生児の寝顔を見ているかのような温かい気持ちになります。守りたい、この寝顔。寝姿を眺めているだけでも時間が溶けていきます。
日中でもずーっと同じ体勢で眠り続けているわけではなく、時々目を覚ましてポジションチェンジしたり水を飲みに行ったり、眺めていると気配を察知して起きてくる子もいます。
水の飲み方
なんとわんちゃんみたいにお水をぺろぺろ飲むんです。
レオパの舌は犬のように平べったい形をしています。爬虫類だから蛇っぽい細長い舌をしているのかと思いきや、まるで犬のような舌なんです。ぺろぺろと美味しそうに飲む姿はめちゃくちゃ可愛いです。ご飯時は素早くてかっこいいハンティングを見せてくれますが、水分補給はゆっくりぺろぺろ。食後やお水を飲んだ後に口の周りを綺麗にぺろぺろする姿も最高に癒されます。
ちなみにレオパが水を飲む姿はなかなかレアなので見られるとラッキーです。
最後に
飼育することで初めて知ったレオパの魅力紹介でした。実は表情豊かで感情を読み取ることもできるし、癒し力バツグンで心底可愛い生き物です。レオパに興味を持つ方が増えることを願って、これからも魅力をお伝えしていきます。