主婦ゲー人生

とあるゲーマー主婦の日常

拗ねる長女に悩める日々

 本ページは広告が含まれています

来週には小学2年生になる長女。生まれた頃の写真を見返すと、本当に大きくなったなあとしみじみ感じます。

夜泣きが酷い時期は座ると泣くので抱っこして夜中に部屋を歩き回っていたこと、慎重な性格ゆえか歩き始めるのは遅かったけれどおしゃべりは早かったなあとか、思い返すと胸がジーンと熱くなります。

7歳にもなると自分のことはほとんど自分でできるし、弟のお世話やお風呂掃除なんかも進んでやってくれて助けてもらうことが多くなりました。

でも子育てって、その時その時で違った大変さがありますよね。長女の場合、メンタル面での大変さを実感しているところです。特にすぐに「拗ねる」。

 

悔しくて拗ねる

家族でボードゲームで遊ぶのですが、長女が負けると拗ねるんです。悔しいのは分かりますが、楽しい気持ちが一変して不穏な空気になるのでやめてほしい。「もう一回やる!」「勝つまでやる!」と気分が上がってくるとまだいいのですが、そうなってくるまでの声かけが難しいんです。

「ボードゲームを作った人も楽しんでやってほしいから作ったんだよ」と説明しても、7歳にとっては頭で理解していても感情を抑えられないんでしょうね。「もう一回やる?」と尋ねるも「もうやらない」と言って一人になりに行きます。

しばらく一人で気持ちの整理をして、10分くらいしたら「ごめんね」と言いに来て泣くんです。この段階になれば「悔しかったんやね。でも拗ねたら楽しくなくなっちゃうから、最後まで楽しくやろう」と声を掛けると素直に頷いてもう一度やろうってなってくれます。

 

私自身も子供の頃にマリオカートで弟に勝てなくて拗ね散らかしていたことを覚えているので、気持ちは分からんでもないんですよね。悔しくて拗ねたとき、どんな声かけがいいのか正解が分からず子育ての大変さをまだまだ実感中です。

 

ピアノができなくて拗ねる

長女はピアノを習っています。習い始めて3年以上になるので課題曲の難易度も上がってきており、練習中に上手に弾けないと拗ねてしまいます。私が間違っているところを指摘すると「ああもう!」とかイライラしだすので、こっちも教えてあげてるのになんやその態度と怒ってしまうんですよね。(それが良くないのでしょうが)

 

最近ではストリーボックの『ギャロップ』に苦戦して拗ねることが頻発しておりました。発表会用の曲として教材の最後に載っているラスボス的な曲なのです。何度弾いても同じところで間違えて、うまくいかない自分に腹が立つのでしょう。それはもう練習が大きなストレスとなってしまいました。

以前までは平日は毎日練習するようにしていたのですが、「ピアノ練習しいや」と声を掛けると一気に表情が暗くなって腹痛が出るほどの拒否反応が。さすがにこれは異常事態です。なんとかピアノは続けてほしいけれど、苦痛になっては元も子もない。そこで練習するかどうかは本人の判断に任せることにしました。

週5で練習していたものが週2~3と練習量は減りましたが、腹痛を訴えることはなくなり精神面も改善されているようでした。それまでは嫌々ピアノに向かっていた長女が先日、自分からピアノを弾いていたんです。パパに聴かせたいと言って。それはもう飛び上がるほど嬉しい変化でした。『ギャロップ』もようやく合格することができ、次の教材に進んだので気持ちも切り替えられた様子です。

幸いピアノの先生はとっても優しくて長女も好いているので、レッスンに行きたくないとはならなかったのも良かったです。

 

私も幼少期からピアノを習っていたので、長女のように弾けなくてイライラしたことがあるのを思い出します。自分もそうだったんだから、長女のイライラにつられて自分まで怒ってちゃあイカンなと考え改めました。

 

拗ねる=「素」が出せているのでは

学校では思い通りにならなくても拗ねたりすることはないそうです。拗ねるのは家にいる時や夫・私に対してだけなので、家では「素の自分」を出せているってことなのかなと考えるようにしました。

7歳なりに、学校では気を遣うこともあるのでしょう。家にいる時ぐらいは自分の感情を包み隠さず伝えたいし、伝えられる環境であると長女も感じているんであれば、拗ねたりイライラするのもそれほど悪いことではないんじゃねーかってことです。

 

いやはや子育てに悩みは尽きないものですね。その時その時で悩み苦しみながら、子供も親も成長していくのでしょう。でもあんまり悩み過ぎると心に良くないと思うし、なんとかなるやろう精神で気楽に、フランクに、直感的に、子供と向き合っていきたいもんです。